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別冊 食べ物日記

ドイツ(ヴュルツブルク)編

画像をたくさん載せたいものについて、普段の「食べ物日記その他いろいろ」とは別に、「別冊 食べ物日記」を作りました。

2007年8月下旬(3泊5日)
8月下旬に、ドイツのヴュルツブルクに行って来ました。
ヴュルツブルクは、成田空港から約11時間30分でフランクフルト空港へ、ここから特急ICEで南東へ1時間半の街です。
きれいな教会がたくさんあり、おいしいフランケンワインの産地です。

(突然ですが、ヴュルツブルクのトイレ情報)
いきなりトイレの話と言うのも変ですが、やっぱり大事なことかな〜と思って、最初に書いておきます。
ヴュルツブルク(ドイツ全般ですが)は、日本と違って公衆トイレがほとんどない し、あっても有料と聞いていたので、気になっていたのです。
小銭を切らしていたらどうしようとか・・・。 以前、ドイツに行った時も、トイレが見つからなくて困ったことがありました。
旅行前に、ドイツ在住の方複数に聞いたのですが、やっぱりトイレはないとのこと。
ところがです。今回の旅行では、トイレにも困らず、1回も有料トイレを使わずに済みました。どうしたかと言いますと・・・。

1、Muller(ミューラー)という、化粧品やキッチン用品などを売っている、チェーン店のデパートがあります。 Mのマークが目印です。
ヴュルツブルクでは、Dominikanerplatz 4と、カイザー通りの2箇所。探せばもっとあるかも。
ここで、トイレの場所を聞くと、専用の穴あきコインを1枚くれて、トイレの場所を教えてくれました。
ホントに目立たない場所に男女兼用トイレが1箇所あります。 ドアノブ部分にコインを入れると鍵が開きます。
2、マリエンベルク要塞、レジデンツ内には、無料トイレあります。
3、アメリカンタイプの大型ホテルのフロントのある階の奥のほうに、無料トイレあります。 私たちが宿泊したノボテルにもありました。
4、電車内は無料。ただし、駅構内は有料。
5、あとは大学内のトイレももちろん無料。


1日目(仙台空港→成田空港→フランクフルト空港→ヴュルツブルク)

今回は、仙台空港でスーツケースを預けてフランクフルトで受け取ることになりました。
定刻どおりに仙台出発、約1時間あとに成田に到着しました。
成田で航空機を乗り換え、ここから約11時間30分のフライトです。
ANA便でしたが、機内食が予想外に質素でした。
メニューもなく、息子用の暇つぶし用のおもちゃも種類が少なくて、往路の国内線、国際線、帰りの国際線で、まったく同じ航空機の小さいフィギアをもらいました!

まずは昼食です。




(左)一般食:ハッシュドビーフっぽもの、マカロニ、フルーツカクテル、パン、バター、プリン。
(右)ベジタリアン(アジアンタイプ、卵、乳製品あり) :
野菜カレー、パン、マーガリン、クリームっぽい味のムース。
海外行くと肉料理が多いから、機内食だけでも野菜を食べようと思い、ベジタリアン・ミールにしたのですが、なんかずいぶん品数が少なくないですか?
機内食の昼食ってこんな感じでしたっけ?







チャイルド・ミール:パンケーキ、フランクフルトソーセージ、フライドポテト、ミックスベジタブル、フルーツ(リンゴ、キウイ、グレープフルーツ)、
パン、バター、パンケーキ用メープルシロップ、ケチャップ。






これは、昼食と夕食の間にもらった、アナゴのり巻きです。
サンドイッチやチーズパンも選べましたが、やはりのり巻きを選ぶ人が圧倒的に多かったようです。
醤油をつけなくてもしっかり味がついていておいしかったです。日本食ともしばらくお別れです。






今度は夕食です。現地時間に合わせているのでしょうけど、時差が7時間あるので眠いです。
(左)一般食(魚を選択):
サワラ焼き、 カニご飯、野菜の煮物、スパゲッティ、フレッシュサラダ、日本そば、 ロールパン、バター。
(右)ベジタリアン(卵、乳製品あり) :ほうれんそうのカレー、カッテージチーズのカレー、パン1個、油で揚げたようなパン2個、ドレッシング用の小さな容器に、マンゴチャツネ、不思議な味のソース、蒸しパン、マーガリン。
ベジミールは、パン系統が4つも!手抜きしすぎ!






チャイルド・ミール :これが一番ましかも。
ケチャップライス、エビフライ、ブロッコリー、マカロニツナサラダ、トマト、レタス、サーモン、ケーキ、パン、バター。











フランクフルト空港に到着。超特急ICEに乗り換えてヴュルツブルク駅へ。

フランクフルトには現地時間で4時くらいに着きました。
時差が7時間ですから、日本では夜の11時くらいです。
無事に入国手続きを済ませ、今度は超特急ICE(インター・シティ・エクスプレス)に乗り換えです。
窓口で切符を買い(3人で66ユーロ)、5分ほど歩いて鉄道の駅に着きました。
しばらくしてICEが到着して乗りましたが、車内は向かい合わせ4人掛けのテーブル席でとてもきれい。
ほぼ満席でしたが、乗客は皆静かで静まり返っていました。
約1時間30分後、目的地ヴュルツブルク駅に到着しました。
息子は途中、眠ってしまいましたが、なかなか起きず、かわいそうでした。 だって日本では夜中の2時過ぎですから。
この特急IC(インター・シティ)の写真は、ヴュルツブルク駅で写しました。
私達の乗ったICEは白です。もっと写真をとれば良かった。





ホテルに到着。
今回お世話になるのは、「Novotel wuerzburg(ノボテル・ヴュルツブルク)」というホテルで、ヴュルツブルク駅からタクシーで5分もかかりませんでした。
歩いても15分程度とのことですが、重いスーツケースを引きずって歩くのは大変ですので、タクシー利用して、4.1ユーロプラスチップで、合計5ユーロでした。
ホテルの周囲は静かで、落ち着いた場所にあります。







きれいなホテルで、部屋に入ると、テレビの画面に「Welcome to wuerzburg, Mr.かな 夫 and Ms. かな!」と写っていました(^.^)
エキストラベッド利用です。
画像には部屋全体が写りませんでしたが、部屋は意外と広いんですよ。
冷蔵庫、セーフティボックス、バスタブ、湯沸しポットあります。
ドイツのホテルは、アメリカンタイプの新しいホテルでないと冷房がない場合が多いらしく、心配しましたが、ここは冷房完備で安心しました。
現地時間でまだ夜7時過ぎでしたが、時差ぼけで眠くてシャワー浴びて眠ってしまいました。






2日目(アルテ・マイン橋→マルクト広場など)

朝7時になると、教会の鐘の音が鳴り響きます。
いかにもヨーロッパって感じでいいですね!
たくさん眠ったのですっきり目が覚めました。 時差ぼけも解消です。














ホテル内レストラン「レジデンツ」で朝食
朝食は、1階のレストラン「レジデンツ」でビュッフェです。
いろんな種類のパンに、ハム、ソーセージ、サラミ、スモークサーモン、卵、野菜、ヨーグルトやチーズなど、どれもおいしく、満足な朝食でした。
やっぱりドイツだから、ハムやソーセージ類は種類豊富で、パンもおいしく、日本のとは全然違いますね。










朝食後、市内観光ということで、街中を歩いてみることにしました。
外は寒い!天気予報によると、予想最低気温10度、最高気温22度で、もう秋の気候で した。
ヴュルツブルクは、バスとトラムが発達していて便利な街です。
バスは、写真のように、2両つながっています。








アルテ・マインミューレ (Alte Mainmuhle
住所:Mainkai 1  トラム1、3、5番Rathaus下車、徒歩約3分
電話:0931-16777
営業時間:10:00-24:00(日・祝10:00-)


いろいろ見て回った後、お昼を食べることにしました。
お目当ては、今一番人気のレストラン「アルテ・マインミューレ」です。
アルテ・マイン橋のたもとに建つ、テラス席のあるレストランで、テラス席は予約しないと入れないとのこと。
でも時間が早かったためか(午前11時30分くらい)、予約なしでテラス席に座れましたよ!
テラスの柵ぎりぎりに椅子とテーブルがあるので、はっきり言って少し怖いです。
なんかフォークとか間違えて落としそう。 でも景色はすばらしいです。
画像は、テラス席からの風景です。左手に見えるのが、アルテ・マイン橋で、左上に見えるお城のような建物は、マリエンベルク要塞です。




ここは、英語メニューもあるので安心です。 「フランケン地方の名物料理」で見つけて気になった「Frank. Hochz.Es(15.5ユーロ)」、今日のおすすめ 「Tagesempfehlung(8.9ユーロ)」、「Leberkn.Suppeレバー・クネーデル・ズッペ(4.9ユーロ)、 それとビール2種「Distel Pils(2.3ユーロ)」「Redler(2.3ユーロ)」を注文しました。全部で33.9ユーロです。
メニュー名はレシートのとおり書いているので、わかりにくくてすみません・・・。

ビールです、Redlerはすっきり、あっさり味。
Distel Pilsは、ぶどうの風味がきいた、まるで白ワインのようなフルーティさですご く気に入りました!
気温も高くなってきたし、いい風景を見ながらのビールは最高です!










「Frank. Hochz.Es(15.5ユーロ)」:
茹でた牛肉を厚めにスライスして、西洋わさび風味のク リームソースがけ、クランベリージャムのせで、バターと砂糖をまぶした平たいパスタ添えです。
ほんのり辛いクリームソースに、甘いクランベリージャムと、甘いパンケーキのような味のパスタが、以外に合うんです。 ちょっと想像つかない料理ですよね。日本にはない味で、食べて良かったです。







「Tagesempfehlung(8.9ユーロ)」:
まいたけを真っ黒にしたようなキノコソテーとベーコン、ルッコラなどが入ったサラダです。
後で調べたら、このキノコの入ったサラダは、初夏から秋にかけての定番料理とわか りました。
あっさりしていて気に入りました。









「Leberkn.Suppe(4.9ユーロ)」:
ドイツでポピュラーなスープ、レバー・クネーデル・ズッペです。
コンソメ味のスープに、どでかいレバーのひき肉だんごが入っています。
中がちょっと生っぽかったし、はっきり言ってレバーのにおいが強いです。
レバー好きの私はOKでしたが、好みがはっきり分かれそうな味でした。









昼食後、アルテ・マイン橋の中ほどからアルテ・マイン・ミューレを見ると、なんと、テラスには柱がない!
テラスは建物からただ張り出しただけで、その上で大勢の人が食事していました。
もちろん私たちも、ここで食事していたのです。建物の下は、マイン川です。
床には鉄筋が入って頑丈でしょうけど、人の重みで床が落ちそう・・・。












(左)アルテ・マイン橋の中ほどから写しました。
(右)アルテ・マイン橋から見える風景。














マリエンカペレ(Marienkapelle)と大聖堂(dom)

(左)マルクト広場には、マリエンカペレという教会があります。
(右)大聖堂(ドーム)。
ヴュルツブルクは、教会が多い街です。















マルクト広場のソーセージ・スタンド(Bratwurststand am Markt
住所:マルクト広場内
営業時間:月〜金9:30-18:30、土10:00-17:00

マルクト広場には、有名なソーセージ・スタンドがあります。行列ができているので見つけられます。
「Original Frankische Wurzburger Bratwurst(1.7ユーロ)」を食べてみました。
焼いたソーセージを半分に切って硬めのパンに挟んでマスタードをつけたもので、ガイドブックやネットでも絶賛されているので期待していましたが、 味は、はっきり言って普通でした。
ソーセージが焼きすぎで硬く、中がモサモサしていると言うか・・・。
1個だけ注文しましたが、家族は、一口食べただけでもういいと言いました。
注文した私が責任をとって食べました(^.^;)
ソーセージを焼いているところの写真をとろうとすると、お店の人に、すごい剣幕で、「ノーノーノーノー!!」と怒られるので注意です。






ノルトゼー(Nordsee) で寿司を見つけました。
(左)マルクト広場近くを歩いていると、「SUSHI」の看板が目に入りました。
「ノルトゼー」という、魚料理のセルフサービスレストランの店頭です。
和食好きの息子のために、寿司を買うことにしました。
(右)「SUSHI BOX SAKURA(10.5ユーロ)」:一番多いのにしました。
太巻き3、かっぱ巻き2、サーモン巻き2、蒸しえびにぎり1、イカにぎり1、サーモンにぎり1、のりのかわりに白ゴマまぶし巻き3のセットです。
ガリ、ワサビ、醤油付きで、ご飯は酢飯ではなく、普通のご飯です。

この後、また街中を歩き回って、夕方になったので、一旦、ホテルに戻りました。








バックエーフェレ (Backofele)
住所:Ursulinergasse 2  トラム1、3、5番Rathaus下車、徒歩約5分
電話:0931-59059
営業時間:12:00-24:00


ホテルに戻って荷物を置いた後、少し早めの夕食をとることにしました。

このレストラン「バックエーフェレ」は、路地に入って行くような感じで、わかりにくい場所にあります。
予約なしで行ったところ「8時までに食べ終われる?」と聞かれ、「はい」と答えたら、奥のほうの席を案内されました。
かなり広い店内でしたが、テーブルにはほとんど「予約席 ○○時」の札が。
私達の席は、夜8時予約の席でした。人気店のようです。
メニューには、英語併記されています。










(左)「Hefe Distel 0.5L(3.3ユーロ)」、(右)「Distel Tulpe 0.3L(2.3ユーロ)」:まずはビールを注文です。
左の長いグラスのほうは、ちょっと濁っていて、コクがしっかりあるタイプ。
右のほうは、すっきり澄んだ味で、どちらもまったく違った味わいで、おいしかったです。
ドイツのビールって、なんでこんなにおいしいんでしょうね?!










「Zwiebel Suppe(3.9ユーロ)」:オニオングラタンスープです。
じっくり炒めた玉ねぎがいっぱい入ったビーフコンソメスープに、フランスパンと、とろけるチーズをのせて、オーブンで焼いたスープです。
コクがあって実においしい!一人前にしては量も多い。









「Salat Backofele(8.8ユーロ)」:バックエーフェレ風サラダってとこでしょうか。
これがまた、驚くほど量が多い!「わあ〜、多い!」って言ったら、お店の人が笑っていました。
レタス、キュウリ、ハムなどの山盛りサラダの下には、なんと4種類のサラダが隠れているのです。
フレンチドレッシング味のポテトサラダや、ゆで卵サラダ、マヨネーズ味のポテトサラダ、カリフラワーのサラダなどもりだくさんです。









「Grillteller Backofele(18.9ユーロ)」:バックエーフェレ風グリル料理盛り合わせです。
こちらもすごい。
牛、羊、豚のローストと、フランクフルトソーセージのグリル、そして肉の下には、尋常じゃない量のジャガイモとインゲン、ニンジンの付け合せが。
塩コショウ味がついているのでそのままでもおいしく、ハーブバターをつけてもおいしい!

量が多い!を連発しましたが、おいしいものを目の前にすると、私達は、不思議と沢山食べられるのです。もちろん完食しました。お店の人からは「ワーオ、全部食べたの?!」と言われました。
このレストランは、おすすめですよ。ヴュルツブルクに行くことがあれば、ぜひ行ってみてくださいね。

食後は、街中を散策しながら帰りました。
そうそう、アイスクリームスタンドで、アイスを食べましたよ。
「Eis」の文字が目印です。おすすめは、さっぱりとしたレモン味です。0.7ユーロでした。
それにしても、ヴュルツブルクは日が暮れるのが遅いですね。夜8時過ぎまで明るくて良かったです。







3日目(マリエンベルク要塞→レジデンツなど)

今日もとてもよい天気です。
今日は、ヴュルツブルクで最も有名な見所、マリエンベルク要塞と、ユネスコの世界遺産指定のレジデンツを見に行きます。
今日の朝食も、昨日と同じく、ホテルのレストランで食べました。
パン、ハム、ソーセージ、コーヒーもとてもおいしく、満足した朝食でした。


マリエンベルク要塞(Festung Marienberg)
マリエンベルク要塞とは、1253年〜1719年まで、大司教の住居となっていたところです。
高い丘の上にありますが、アルテ・マイン橋から徒歩でも行けます。
左の画像で、お城のように見えるのが要塞です。

私達のホテルから、レジデンツまで徒歩5分程度なので、最初にレジデンツを見る予定でしたが、レジデンツ前に行くと、ちょうど、マリエンベルク要塞行きのバスが停まっていたので、予定変更して、先に要塞に行くことにしました。
料金は片道2ユーロ、レジデンツから約20分程度で、要塞の入口まで行けるので便利です。
敷地内の見学は無料ですが、美術館は有料です。







(左)ここから城壁内に入ります。
(中)42メートルもある搭。中に入れます。がらんとした空洞です。
(右)シェーンボルン門。















(左)敷地内を奥に進んでいくと、庭園に着きます。これは、庭園に行く途中の階段の上から写しました。
(右)庭園です。画像ではよく見えませんが、バラの花がきれいでした。












庭園から見た風景です。マイン川があって、街並みもとてもきれい。
ドイツは、ローデンブルクやハイデルベルクなどに行ったことがありますが、ヴュルツブルクは、ドイツの中でも、特に景色がすばらしいと思います。

ちょうどお昼時にさしかかりましたので、バスにのって、お昼を食べに行くことにしました。












カム・スシ・バー (Kham Sushi Bar)
住所:Burkarder Str. 2  
電話:0931-4502364
営業時間:11:00-14:30、17:30-23:30

息子は和食が好きなので、お寿司が食べられる「Kham Sushi Bar」でお昼を食べることにしました。

アルテ・マイン橋を渡ってすぐのところにあります。
店頭にあるメニューを見ると、日本食の他に、中華やタイ料理もあって、寿司屋と言うより、アジアン・レストランです。

店内は、寿司カウンターもあり、寿司職人の衣装を着た人がいますが、他の従業員ともに、タイ人かベトナム人?みたいな感じです。
おしゃれな寿司屋風ですが、イスのクッションが中華風(笑)。アジアンテイストがごちゃまぜです。

店に入ると、お客は皆、ビュッフェみたいなコーナーで、寿司などを自分でとっています。
メニューを見ると、食べ放題ランチ(10.5ユーロ)がありましたので、私達もこれにしました。
食べ放題ランチには、巻き寿司、タイカレー、酢豚、中華風炒め、ナン、ワカメの味噌汁、サラダがありました。
飲み物は別料金で、ビール(1種類のみ)と、ガス入りミネラルウォーターにしました。
ワインの種類はとても多かったです。

日本では、創作欧風料理とか言って、フランスやイタリア料理が一緒になっているお店があって、ごっちゃにされている国の人が見たら、変なの〜と思うだろうなあと思っていました。
そしてこうやって今、海外に来て、寿司とタイカレーと酢豚が一緒になっているのを目の当たりにすると、なぜか笑えましたよ。


(左)(右)巻き寿司。
鉄火巻き、サーモン巻きの他、ネタは、トビッコ、かんぴょう、卵、そして変り種は、アスパラガス、きんぴごぼう、ほうれんそうのおひたし、刺身のツマ(!)などです。
海苔のかわりに、グリーンのトビッコとか、ピンクや黄色ののおぼろ昆布?などもあり、カラフルでした。






(右)タイ米に、タイカレー、酢豚、中華風炒めをのせたもの。
味が混ざってしまいました。でもどれもおいしかったです。
ワカメの味噌汁は、日本のものとほとんど変わらず、味噌汁好きな息子は、おかわりしていました。
近くに海がないので、魚の種類が極端に少ない印象を受けましたが、とりあえず、お米を食べられて、ほっとしました。











レジデンツ(Residenz)
営業時間:4-10月 9:00-18:00、 11-3月:10:00-16:30
定休日:1/1、12/24、12/25、12/31 カーニバルの火曜日
入場料:大人5ユーロ、学生4ユーロ

昼食後、バスに乗って、ユネスコの世界遺産指定のレジデンツまで行きました。
(左)フランコニア噴水。レジデンツ前にあります。
(右)ホーフ教会。レジデンツ南側にある教会です。
天井画や彫像がすごく豪華できれいです。入場料は無料です。














レジデンツ入口。この後、入場料を払って、いよいよレジデンツ内を見学したのですが、荷物持ち込み禁止のため、コインロッカーに荷物を預けなければなりません。
また、撮影禁止ですので注意です。

レジデンツで一番有名なのは、階段の間です。
カーブした階段(2箇所あります)を上ると、天井一面に、豪華な絵と彫刻があって感動します。 さすが世界遺産ですね。
高い天井に、どうやって描いたのかな〜、はしご使って描いたにしても、すごく大変だったと思います。
撮影禁止なので写真をお見せできなくてとても残念です。









ホーフ庭園側から見たレジデンツ。
ホーフ教会側にある鉄扉から入ると、きれいに手入れされた庭園があります。
こちらは、無料で入れます。
この後、またバスに乗って、アイスを食べました。
それにしても日差しが強くて暑かったです。
でも、乾燥しているから、湿度の高い仙台とは違って不快じゃないんです。
喉が渇くので、スーパーでミネラルウォーターをたくさん買いました。










ツア・シュタット・マインツ(Zur Stadt Mainz)
住所:Semmerlstr.39
電話:0931-53155 FAX:0931-58510

今日の夕食は、ホテルから徒歩5〜6分のところにある「ツア・シュタット・マインツ(Zur Stadt Mainz)」にしました。
ヴュルツブルクの家庭料理とフランケンワインのレストランです。ホテルも経営しています。
地図を見ながら行きましたが、それらしい場所に着いたけど、Zur Stadt Mainzの看板は見当たらず、うろうろしていたら、 レストランの女性が「こんにちは、こんにちは」と日本語で声をかけてくれました。
「ツア・シュタット・マインツですか?」と聞いたら「そうです」とのこと。
(左)手前の薄いピンク色の建物がそうです。よく見たら、 上のほうに小さな看板がありました。
(右)店内は歴史を感じる落ち着いた雰囲気で、ドイツ人の他、日本人のお客もいました。
日本語メニューありました。メニュー名は、レシートと、日本語メニューの両方をのせました。
その土地の郷土料理が食べたいから、「ヴュルツブルク風」とついたメニューを注文しました。





「Th.Muller.Tr.0.2l(3.1ユーロ)」、「Hausschopp 0.25l(2.8ユーロ)」 「Vittel 0.5l(2.2ユーロ)」:
フランケンワイン2種とミネラルウォーターを注文しました。
ワインはどちらもよく冷えていて、すっきりしていてとてもおいしいです。量も多めです。










(左)「Hochzeitsuppe(4.1ユーロ)」:ヴュルツブルク風スープ。
レバーだんご、じゃが いもだんご、にんじんなどがたくさん入った、あっさりコンソメスープです。
こちらのレバーだんごは臭みもなく、とても食べやすかったです。
(右)「Wurzburgerle(10.5ユーロ)」:ヴュルツブルク風一皿。
大きな肉だんご風のハンバーグに、キノコ入りのコクのあるクリームソースがけです。 ハンバーグはハーブの風味がして、ソースとよく合います。







(左)「Schw.Schnitzel(11.5ユーロ)」:薄切り豚肉のカツレツ。
大きめで薄切りのカツで、しっかり味がついているので、ソースなしでいただきました。 サクッとしていておいしかったです。
(右)「KiFleiKuchle(4.8ユーロ)」:オリベックスステーキ。
お子様メニューからの1品です。 ヴュルツブルク風一皿とは違ったクリームソースがけハンバーグで、太いパスタ添えです。
ドイツのこどもはこんなに食べるの?大人でも十分の量です。






「サラダ」、「付け合せのバターライスと茹でジャガイモ」:
確か、バターライスは、ヴュルツブルク風一皿の、茹でジャガイモは、カツレツの付け合せだったと思います。









(左)「Zwiebelblatz(2.5ユーロ)」:ヴュルツブルク風玉ねぎパイ。
炒め玉ねぎがたくさん入った塩味のパイです。

どの料理もとてもおいしく、ボリューム満点で、満足な夕食でした。
ドイツに来たら、食後に絶対にケーキを食べようと思っていたのですが、どのお店も料理の量がとても多く、おなかいっぱいで、デザートまでは食べられませんでした。
今回も、おいしい料理が食べられて良かったです。
ドイツ料理って、こんなにおいしいんだ!と改めて思いました。 明日は帰国なので、早めにホテルに帰ることにしました。




4日目、5日目(ヴュルツブルク→フランクフルト空港→機中泊→成田空港→仙台空港)

楽しかった旅行も今日が最終日です。
朝食後、午前中はホテルのプールに入ったり、部屋でのんびりして過ごしました。
プールの写真をとろうと思ったら、なんと!素っ裸の男女がいるではありませんか!
ここは日本の温泉じゃないですよ? この人たちのせいで、プールの写真がとれませんでしたよ。(怒)



Frankenstube
住所:Novotel wuerzburg1階
営業時間:12:00-24:00


チェックアウト後、スーツケースはフロントで預かってくれるので預かってもらい、昼食をとることにしました。
肉料理が続いたので、家族は、あっさりした麺類が食べたいとのこと。
そこで、ノボテル1階の、小さいほうのレストランFraankenstubeのメニューを見たら、パスタがあったので、ここで食べることにしました。
メニュー名メモりませんでした。すみません。


薄いグリーンの平たいパスタに、ベーコン、キノコ、クリームっぽいソースのかかった、味わい深いパスタです。 10.5ユーロくらい。
昨夜のハンバーグもそうだけど、ドイツのクリームソースって、生ク リームと肉汁と ワインに濃い目の味をつけて煮込んだようでコクがあっておいしいんです。
パスタはこれの他にもう1一種類、チキン入りのがありました。








お子様メニューからの1品です。
(5ユーロ) トマトパスタです。これは日本でも同じような味で、落ち着く味です。
ここは、お子様メニューもいくつかあって、料理を待っている間、色鉛筆を貸してくれます。
紙のランチョンマットが塗り絵になっています。








「本日のおすすめ (15ユーロ) 」
たっぷりの生野菜とガーリックトーストに、やわらかいヒレ肉のソテーが3本のってい ます。
肉は、塩コショウ味で、生野菜は酸味のきいたドレシングがけで、あっさりとして気 に入りました。









パンと、パンに塗るペースト。
レストランの人が、「これはフランケン地方のものです」のようなことを言っていました。
塩味のきいた白いラード状の中に、ナッツや小さい肉の細切れが入っていて、パンに 塗って食べます。
これが、素朴な味で、歯ごたえのあるパンによく合っておいしかったです。







昼食後、、ホテルを出て、ヴュルツブルク駅に向かうことにしました。
本当はもうちょっと街中を見たかったのですが、ICEは1時間に1本しかないので、何となく心配で、早く空港に着いたほうが良いと思ったのです。

駅の窓口でICEの切符を買って、ホームでしばらく待っていると、ドイツ語でアナウンスがありました。
そしたら、待っている人たちが、「えーーっ!」という表情をしたので、電光掲示板を見たら、25minとか書いてあります。
遅延かもと思い、駅員に聞きましたら、私たちの乗るICEが、25分遅れとのことでした。
何があるかわからないので、やはり早めにホテルを出て正解でした。
その後、25分遅れでICEが来たので乗りました。

約1時間30分後、フランクフルト空港に着きました。
フライトまではまだまだ時間がありましたが、早めに航空機のチェックインを済ませてスーツケースは預けたので、 空港内で時間をつぶすことにしました。






Airport China Restaurant  中国酒家
住所:フランクフルト空港ターミナル1地下

昼食が軽かったためか、お腹がすいてきたので、どこかで食べようということになり、地下に行きましたら、 「中国酒家」という中華屋が目に付きました。
店頭のメニューを見ると、寿司もあり ました。
ヴュルツブルクも同様でしたが、ドイツでは、中華と寿司はアジア料理ひと括りになっているのですね。
息子は、麺類と米が食べたい!ということで、ここに入ることにしました。
何となく、おいしくなさそうな気がしたのですが・・・。 この予感は的中しました。





「Sushi Menu 4St.(7.6ユーロ)」:
かなりしょぼすぎる寿司セットです。たったの4貫。
ネタは、マグロ、イカ、タコ、そしてカニカマ!
ネタは乾いた感じがするし、寿司飯はくずれるし。
ここはフランクフルト、しかも中華屋なので、寿司がまずいのは仕方ないですが・・・。







「Nudelsuppe Wantan(9.5ユーロ)」:
ワンタン麺です。まずい!
スープはぬるく、味わいがなく、ワンタンも硬くて、麺ものびた感じ。
中華屋で、従業員は中国人っぽいなのに、中華料理もまずいって、どういうことなんでしょう。
少なめに注文して良かった。
ドイツでは、料理がどれもおいしかったのに、最後の食事がこれでは、ガッカリでした。






食事後、両替をしたり、ハーゲンダッツのアイスクリームを食べたりしているうちに、出発の時間が近づいてきました。
出発ロビーで待っているのは、ほとんどが日本人でした。
20分ほど遅れて出発し、息子はすぐに眠ってしまいました。
しばらくして夕食でしたが、息子は熟睡していたので、息子の分の食事は後にしてもらうことにしました。




(左)一般食(魚を選択):
サワラ西京焼き、 ご飯、野菜の付け合せ、、フレッシュサラダ、スモークサーモン、ゆで卵、、パン、バター、モカ風味のケーキ。
(右)ベジタリアン(卵、乳製品あり) :
厚めのラビオリみたいな皮にトマトソースが包んであってドミグラス風ソースがけ、ブロッコリー、黄ピーマンのマリネ、水菜のサラダ、フレッシュサラダ、ドイツパン。

食べた後は、眠くなって寝てしまいました。
このまま着陸の時まで熟睡できたらいいんですが、やっぱり途中で何度か起きてしまいました。


数時間後、朝食です。
動いていないせいか、いまいち食欲が出ません。

(左)一般食:
ハッシュドポテト、焼きベーコン、オムレツ、焼きトマトチーズのせ、ブロッコリー、フルーツサラダ、クロワッサンぽいパン、イチゴヨーグルト。
(右)ベジタリアン(卵、乳製品あり) :
キノコ入りクリームソースをかけたオムレツ、焼きトマトにパセリ風味のパン粉をのせたもの、ブロッコリー、フルーツサラダ、パン、イチゴヨーグルト。
フルーツサラダは生の果物なので、あっさりしておいしく感じました。







息子はずーっと熟睡していました。朝食時、明るくなったので、やっと起きてきました。

チャイルド・ミール :
ハッシュドポテト、トマトソースがけのオムレツ、ソーセージ、フルーツサラダ、パン、イチゴヨーグルト。








無事、仙台に着きました。

11時間以上のフライトが経過し、やっと着陸態勢に入りました。
成田に着き、仙台行きに乗り換え、夕方遅く、仙台空港に着きました。

今回も、とても充実して楽しい旅行になりました。
ヴュルツブルクは、親切な人が多かったです。
ICEやバスやの乗り方を教えてくれたり、(すぐにMay I help you?と声をかけてくれます。)、スーツケースを持ちましょうかと声をかけてくれたり、とても詳しく道を教えてくれたり、親切な人たちに出会うことができました。
私も、困っている人がいたら、声がけしようと思います。
息子にも優しく声をかけてくれたりもしました。
それに、景色がとってもきれいで、自然と建造物すべてが調和している印象を受けました。
いつかまた行きたいと思いました。

おわり