青年エスペランチスト国際行動基金
(Fondaĵo de JEI por junuloj agi internacie)
■ご案内
若い人たちが積極的に海外でのエスペラントの催しに参加できるようにと提案された、
無利子の旅費・参加費貸与制度です。金額は、距離によって違いますが、
最大１件30万円で５年間の貸与です。
財団法人日本エスペラント学会
青年エスペランチスト国際行動基金規程
前書き
国際語エスペラントの普及・発展にとって、青年層が直接、国際的なエスペラントの大会・
セミナーなどに参加し、エスペラント使用体験を得ることは優れた機会となる。
青年エスペランチスト国際行動基金（以下、本基金と称する）は、
そのような青年層の活動を支援する。
第１条（基金の目的）
本基金は財団法人日本エスペラント学会（以下、本学会と称する）の基金であり、
青年が国際的なエスペラント行事に参加して行動する資金の貸与を目的とする。
第２条（基金の管理）
本基金は本学会の研究教育部長が管理する。本基金運用に関する事務は、
本学会が教職員エスペラント協議会（以下、ALEと称する）に委託する。
第３条（基金の源泉）
本基金の源泉は、有志の拠出金である。
第４条（貸与の条件）
本基金は、以下の各項すべての条件を満たす者に貸与される。
（１） 該当行事開始日における満年齢が２９歳未満の者。
なお、満１８歳未満の場合は保護者の同意が必要である。
（２） 第５条に示す国際的エスペラント行事へ参加を予定し、参加後にその報告を行う者。
ただし、会計報告は不要とする。
（３） 第８条に示す審査に合格した者。
第５条（基金貸与対象の行事）
日本国外で行われる、次のいずれかの行事とする。
・国際青年エスペラント大会（Internacia Junulara Kongreso de Esperanto)
・日韓中青年エスペラントセミナー（Komuna Seminario inter Japana, Korea kaj Ĉina Junularoj)
・世界エスペラント大会(Universala Kongreso de Esperanto)
・アジアエスペラント大会(Azia Kongreso de Esperanto)
・その他、審査委員会が認めた国際エスペラント行事
第６条（貸与額と返済）
貸与額は該当行事の参加費用、滞在費用、往復の旅費を含む額を限度とする。
返済期限は５年間で無利子とする。
第７条（基金貸与の申し込み）
基金の貸与を希望する者は、原則として各年４月１日までに、申し込み用紙に記入して、
基金の事務局に送付する。審査委員会は５月１０日までに貸与の判定をする。
貸与判定後に基金残額がある場合は、事務局はその額を公表し、
６月１日まで補充募集を受付ける。
第８条（審査）
本基金の貸与の判断は審査委員会の審査による。審査委員会の委員は、
本学会の研究教育部長がALEの助言を得て若干名を選出し、本学会理事長が任命する。
審査の詳細は別途細則で定めるが、電話などによる面接審査を含むことができる。
付則
１．本規程は、本学会理事会で改廃される。
２．2000年度は第７条の期限を６月１日のみとする。
青年エスペランチスト国際行動基金審査細則 （抄）
２． 審査は、次の項目を総合的に見る。このために面接ないし面接に準じる方法をとることができる。
（１）エスペラント語学力。
日本エスペラント学会学力検定の３級程度以上の語学力を有する。
（２）行事に参加し、国際交流を進める意向を有する。
青年エスペランチスト国際行動基金申し込み用紙（項目）
（以下は、用紙の項目です。実際の用紙は、
日本エスペラント学会あてに送付を依頼してください。）
青年エスペランチスト国際行動基金事務局殿
私は、本基金によりエスペラントの国際交流を深めたいので基金の貸与を申し込みます。
氏名、
住所、
電話、
生年月日、
参加行事開始日の満年齢、
通学学校名ないし勤務先名、
（１８歳未満の場合） 保護者の氏名、住所（同じなら省略可）、承諾印、
本人の加入エスペラント団体・クラブ
参加行事名、
行事の開始日～終了日、
開催国・開催地
（規程第５条例示の行事（IJK,KS,UK,AK）以外は、行事のInformilo 等を添付のこと）
貸与希望額 （ 万円）
貸与額振り込み口座（本人ないし保護者のもの）
行事参加の抱負（日本語 200字ないしエスペラント文 500字（100語程度）まで）
（行事中に果たす役割：例、委員・分科会主催など）があれば記入のこと。また、学力
検定試験などを受けている場合は、その成績を記してもよい）