De Sousa はあまりメジャーなシャンパーニュメーカーではありません。 Cote des Blancs という村に本拠を構えておりますが、大手シャンパーニュメーカーが軒を並べるランスに比べて、小さいながらも先祖代々の製法を大切にしているメゾンが多いところです。有名なのは幻のシャンパーニュといわれる Salon がこの村にはある村です。そんな個性が豊かなメゾンがひっそりとある村の中でも、De Sousa et Fils は独特の製法を採っております。祖父の代にポルトガルから渡ってきたという Sousa 一族の現当主はまだ若いのですが、シャンパーニュに対する強い愛情とこだわりを持って生産しております。

現在はまだ琺瑯樽で生産しているそうですが、昔ながらの木樽に戻そうとも考えてるそうです(木樽で生産しているのは確か Krug と Bollinger が有名で、現在はほとんどが琺瑯になっています)。 De Sousa の一番の特徴は有機栽培に非常に力を入れていることが上げられます。どうしても大資本、大量生産の悪癖に物づくりが飲み込まれる中、個性あるこういったメゾンの価値はこれからも高くなっていくことと思います。

水色は非常に淡く少し青みがかった色で、うっすらと汗をかいたグラスを透かしてろうそくにかざすとまるでムーンストーンのような玲瓏な輝きを持っております。香りは非常に若々しくフレッシュで、雑味は全く無く、若々しいシャルドネ種の葡萄の香りが口腔に広がります。本当にシャンパンを飲んでいるというより、葡萄そのもののエッセンスが広がるようなすがすがしさです。一応ドライではあるのですが、酸味も程よく、非常にバランスが取れていると思います。